電磁気学A・B

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TA:  【前期】-
 【後期】-
教室:** - **
開講時間:前期・後期 金曜3・4限(13:00 - 16:15)

(注) 時間割表では3限講義、4限演習となっているが、授業の進み具合等で柔軟に対応する。間に10分程度の休みはとるが、必ずしも14:30〜14:40とは限らない。

【講義内容】
本学科のいずれの分野にとっても基礎となる重要な電磁気現象を学ぶことを目的とする。同時に自然科学の中で数学的な説明が最も美しくなされ、最も体系的な学問であるとも言われる電磁気学を通じて、自然科学の考え方を修得してもらうことをも目的とする。

【2014年度講義予定】
【前期】
(1)〜(4)
第1章「ベクトル解析」
(5)〜(6)
第2章「真空中の静電界」
(7)
第3章「静電容量」
(8)〜(9)
第6章「電流の作る磁界」
(10)
第7章「磁界の定義としてのローレンツ力」
(11)〜(12)
第8章「電磁誘導とインダクタンス」

途中で一回中間テストを行う。期末のテストも当然行う。


【後期】
(1)〜(2)
第4章「誘電体」
(3)
第5章「電流」
(4)〜(5)
第9章「磁石と磁性体」
(6)〜(7)
第10章「静電界および静磁界の特殊解法」のうちの静電界影像法
(8)〜(9)
第11章「電界の力とエネルギー」
(10)〜(11)
第12章「磁界の有するエネルギーと回路などに働く力」
(12)〜(13)
第13章「電磁波」

中間と期末にテストを行う。

【教科書・参考書・資料等】
教科書:大木義路 編著「電磁気学」(オーム社)
参考書:大木義路 著「電磁気学演習」(産業図書)

電磁気学には数えきれない位多数の参考書があるが、この授業に関する限りは、 講義を良く聴き(理解し)、演習に真面目に取り組み、 予習・復習をしっかり行えば上記教科書のみで十分である。

【成績評価】
1. 4回の試験の成績(必ずしも単純平均するとは限らない。後の方の回数のテストに重みをつけて加算することなどもあり得る)、
2. 出席点、
3. レポートの成績
の総合的な評価によって行う。

・ レポート

1. レポートの書式
- レポートの用紙はA4とする。
- レポートの書き出しには
a. 学生番号、氏名。
b. 出題日、提出日。
などの情報を第1ページの上部に記載すること。レポートは原則的に返却しないので、提出前に自分でノートに写すなり、コピーをとるなりすること。
2. レポートの提出場所
- 授業の開始時までに教卓の上に提出すること。TAが回収する。
3. 期限外レポートの扱い
- レポートは、期限内に提出すべきものであることは言うまでもないが、期限に遅れたものについても評価を行う。よって遅れたからといって諦めずに、必ず提出すること。
4. その他
- 白紙に近いレポート、あるいは他人のレポートの丸写しのレポートは未提出と同じ扱いとする。

【注意事項】
1. 上の全ての記載は一応の予定である。授業の内容や進行速度あるいは順序を変更すること、上に記載のない授業期間中の試験実施等の種々の変更を講ずることがある。