研究内容

【研究背景】
 誘電体とはエネルギーギャップの広い物質であり、電気的には絶縁体としての性質を示し、光学的には吸収端波長が短いという特徴を持つ。 前者の性質から機器やケーブルの絶縁材料、コンデンサ材料、電子部品の基板などに用いられている。これらの目的のための誘電体材料は、今後もその重要 性が減ることは考えられず、すべての電気・電子機器、デバイスを支える基幹材料である。
 これに加えて、ハイテク産業のみならず、日常生活において も、種々の光関連技術の占める重要性が日に日に増している現代においては、誘電体材料の持つ後者の性質、すなわち、吸収端波長の短いことが、極めて重要 な意味を持つようになってきた。すなわち、光ファイバをはじめとする光導波路、端波長域でのレーザやLEDなどの光源、さらには、レンズ、非線形光学素子にとり 、エネルギーギャップの広いことは極めて重要である。


【研究内容】
 本研究室においては、誘電体を研究対象として、その電気的性質、光学的性質を調べている。対象としている誘電体の種類は以下のものであ る。
ポリマー研究、電子デバイス研究、応用光学研究⇒詳細な研究内容を表示
原子力・加速器応用研究⇒詳細な研究内容を表示



【研究業績】
 原著論文・解説300篇以上、国際会議・国内学会等での発表800篇以上。
 詳しくは、早稲田大学 研究者データベースをご参照下さい。